玄関やリビングにお花を飾りたいなと思うことはありませんか?私は2週間に1回のペースで切り花を購入しています。以前は花に全然興味がなかったのですが、たまたま結婚式で頂いた花を飾ってから「花のある生活」のよさを知りました。今回は花を飾る効果についてご紹介します。
実際花を飾ってみて感じた効果
花を飾る事で私が感じた効果は2つ
- 部屋がきれいになる
- 癒し、リラックス効果がある
具体的に紹介します。
部屋がきれいになる
自宅に花を飾ると、自然に部屋の中を片づけたくなりました。家中きれいに!とまではいかなくても、せめて飾っている花のまわりだけでもきれいにしようと思えましたし、実際きれいな状態が維持できています。
水の入った花瓶をひっくり返さないように、周囲を綺麗にしておこうという思いからきれいにしていましたが、花を飾ると部屋がきれいになる効果については、きれいな場所を汚したくないと感じるように、花の美しさを壊さないようにしたいという思いから、無意識のうちに部屋もきれいにしたくなると考えられています。
部屋をきれいにしたいけど進まない、部屋をスッキリさせたいなどという方は、試しに花を飾ってみてください。
癒し、リラックス効果
飾られた花が視界に入るとほっと一息付くことができます。花の匂いを嗅ぐと癒されます。これは私個人だけの感想ではありません。花が人間の視覚や嗅覚を刺激することで癒し効果を与えることが実験で証明されています。以下、千葉大学環境健康フィールド科学センター 木と人の関係 -サイエンスの視点から- 第10回 「花セラピーの効果」の引用です。
千葉大学環境健康フィールド科学センター
木と人の関係 -サイエンスの視点から- 第10回 「花セラピーの効果」
http://www.fc.chiba-u.jp/research/naturetherapy/pdf/2201_science.pdf
バラ生花が自律神経活動に及ぼす影響。視覚と嗅覚の複合影響を避けるため、においがないピンク色の品種・デコラを用いました。バラ生花の視覚刺激によって、副交感神経活動が15.0%亢進し、交感神経活動が16.3%低下し、生理的にリラックスすることが 明らかとなりました。
生花から生じる嗅覚刺激について自律神経活動を指標として調べました。バラ 4 輪を用い、その香りを90秒間嗅いでもらいました。その結果、生花の嗅覚刺激は、副交感神経活動の亢進をもたら し、体をリラックスさせることが示されました。
交感神経の亢進=活動的な状態
副交感神経の亢進=リラックスした状態
花を見たり、匂いを嗅いだりすることでリラックス効果があるという結果になっています。花がもたらすリラックス効果を使用したのがフラワーセラピーです。色や形、匂いが違ういろいろな花を使って心を癒す方法で「フラワーセラピスト」という資格もあります。介護や医療の現場でも取り入れられています。
花を飾る効果は他にも
私は実感したことはまだありませんが、よく言われている花を飾る効果は他にも2つあります。
- 運気が上がる
- 愛情深くなる
順番に見ていきましょう。
運気が上がる
風水(ふうすい)では、花を飾ると運気がUPするといわれています。家の中に生花を飾ることで、自然が持っている良いエネルギーを取り込むことができ、運気を下げる原因となる「邪気」を吸い取る効果があるとされています。
運気UPには、ドライフラワーや造花ではなく、生花を飾るのが重要です。生花を飾っている場合でも、枯れたり、しおれたりした花を放置すると運気が下がってしまいます。生花を飾ることでリラックスした気持ちになれることから、気分が前向きになり運気が上がると言われているのかもしれません。
愛情深くなる
生花は切り花であっても日々のお手入れが欠かせません。定期的に水を取り替えたり、茎をカットしたりすることで、美しい状態をキープすることができます。お手入れをするには、花への愛情が必要不可欠。花は見た目や匂いだけでなく、お手入れをしたり、育てたりすることにも癒しの効果があるといわれています。
花を飾る効果を感じてみよう
家に花を飾ることはよいことばかりです。生花はスーパーにも売っていますので気軽に購入できます。是非花のある生活を体験してみてください。