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HSPさんに向いている職業によく上がるのが「人をケアする仕事」です。今回はしののめがHSP目線で【HSPさんに臨床検査技師は向いているか】を語ります。
しののめの経歴
臨床検査技師として15年勤務。病院や健診施設の経験があります。
臨床検査技師とは
医師又は歯科医師の指示の下に、主に医療機関で臨床検査とよばれる検査を行う。 臨床検査には、患者の体から血液、尿、組織の一部などを取り出して行う「検体検査」と、体の表面や内部を検査する「生体検査」の2種類がある。検査結果は、正しい診断と効果的な治療を行うために重要な情報となる。
引用元：職業情報提供サイト（日本版O-NET）
簡単に言うと検査専属スタッフですね。医療の分業化と検査の高度化が進んで生まれた職業。友人に「臨床検査技師になった」と伝えたところ「何と詐欺師を兼ねるの？」と言われたことがあります。結構マイナーな医療職。ドラマでもほとんど見かけません。長瀬智也さんが出ていたフラジャイルくらいにしか出てこない。
HSPさんが臨床検査技師に向いているところ
HSPしののめがHSP目線でHSPさんが臨床検査技師に向いてるなと思ったのは3つ
- 人をケアする職業
- 正確さが必要
- 人との交流が少ない
1.人をケアする職業
HSPさんに向いている仕事としてよく言われるのが「人をケアする仕事」です。患者様を直接ケアする仕事ではありませんが、病気の原因の特定や経過など陰ながらサポートしています。医師が治療方針を決める助けにもなります。
2.正確さが必要
「正確さが必要とされる仕事」はHSPさんに向いていると言われています。正しい検査結果を出すには正しい手順を踏む必要があります。検体量が限られるため、失敗したからもう1回検査をやり直すということは難しいこともあります。
3.人との交流が少ない
検査室に配属になると、患者様との交流はほとんどありません。忙しさにもよりますが、スタッフ間の会話も少なめ。黙々と働きます。生理検査では患者様と交流することもありますが、同じ医療職の看護師と比べるととても短時間です。
HSPさんが臨床検査技師に向いてないところ
HSPしののめが臨床検査技師をやっていて「ここは私に向いてなかったかも」と思ったところを見ていきましょう。
- マルチタスクが苦手
- 速さを求められる
- 勤務時間が不規則
- 機械の音が気になる
1.マルチタスクが苦手
HSPさんはマルチタスクが苦手な方が多いと言われています。検体受付、検査、結果報告をしている途中にどんどん新しい検体が運ばれてくる。緊急依頼が入ることも多々あります。忙しいときに限って機械の調子が悪くなることも…。やらなきゃいけないことがたくさん！そんなときに優先順位を見極めて1つ1つ対処するのは結構大変です。
そしてとても疲れる…
2.速さを求められる
緊急で検査依頼が入ることが多々あります。超急ぎ、でも正確に。プレッシャー半端ないです。
3.勤務時間が不規則
病院なら夜勤や待機があります。HSPさんは疲れやすいので、睡眠時間が不規則になりがちな仕事は不向きです。
なのでパート一択です
4.機械の音が気になる
検査室には検査のための機械がさくさんあります。それぞれが音を出しているので結構うるさいです。映画館のように大きい音がいきなり「ドン！」ということはありませんが、時計の針の音や換気扇の音が気になる方はしんどいでしょう。
HSPさんに臨床検査技師が向いているかは職場による
HSPさんに臨床検査技師が向いているかは職場によるところが大きいです。HSPさんが臨床検査技師に向いていないところのほとんどは病院勤務の場合です。臨床検査技師は病院で働いているイメージが強いですが、健診センターやクリニック、医療機器メーカーなどもあります。自分に合った職場を見つけてくださいね。
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